2015年7月21日火曜日

とんとんぼっこ


718日に、第二回目のとんとんぼっこ合評会を開きました。
今回、合評したのは3作品。そのうち2点が新メンバーの作品でした。
合評1作目は、地元の暮らしの中から生まれたお話。地域の活性化に尽力してきた作者であるからこそ、アンテナにひっかかった素材であるようです。創作にチャレンジするのは初めての作者。だけど、これまでの生活の中に、たくさんのお話の種をもった人です。今、創作が楽しみでたまらないという気持ちは、みんなの刺激になります。
2作目も新メンバーの作品。この方は10年ほど前に書いたきり、創作は中断されていたとのこと。とんとんぼっこ入会をきっかけに創作を再開されました。仲間ができたことで、続けるきっかけになったら嬉しいことです。提出されたのは、短編のファンタジー。主人公に起こった不思議の時間はいつまで続くのか。いつか終わらせるなら、どう処理をするのかが論点になりました。
3作目は前回ためしにやってみた、修飾語と名詞をばらばらにして、くじびきでくっつけてタイトルにしてしまうという試みから生まれた物語です。とんでもないタイトルからイメージをふくらませて、ゆかいな話にしあがっていました。まずは創作を楽しむ! 彼女からはいつも、シンプルで大事なことに気づかされます。
積極的に意見がかわされ、名残惜しく閉会となりました。次回、3か月先の開催までは待てない!との意見で、9月初めにランチ会を開くことになりました。(ランチ? ちょっとは勉強もしますか…?笑)
次回のとんとんぼっこ合評会は、1024日(土)の予定です。
(巣山ひろみ)