2014年11月7日金曜日

童話サークルわらしべ 


【わらしべ通信NO.21

童話サークルわらしべ 10月定例会報告

こんにちは。
10月はまだ暑い日も多かったですね。
さて、10月のわらしべ定例会報告です。
この日の合評作品は三つ。いずれも力作でした。

ひとつは少年犯罪がテーマ。その犯罪に至る原因は“いじめ”です。
こういうテーマは苦手だという人もおられるかも知れませんが、現実に子どもたちが日々直面している切実な問題です。児童文学を志す我々が、無関心であって良い筈がありません。
 様々な立場に立ってみて、大人として子どもたちに何かのメッセージを発信する事が出来ればと、考えさせられました。

 次に、ペットと家族の物語。
ほのぼのと心やさしく、そして切ないお話です。
書き手の心根の優しさが伝わってくる、とてもさわやかで温かい作品です。
ラストのシーンが悲しく切なく、印象に残りました。

 そしてもう一つの作品は、楽しい子どものお話。
主人公は小学1年生の男の子です。この子は想像力が豊かで少し泣き虫。でも素直で明るい子です。微笑ましく読後感も良い。本当に読んでいて楽しい作品です。子どもたちに読ませたくなります。こういう作品、わたしも書いてみたいわ。

 来月は外部から講師の先生に来て頂いて、勉強会をします。楽しみです

                                                                                        (中井(光))