2018年6月7日木曜日

だんでらいおん

だんでらいおん

5月26日(土)12時半から、協会事務局にて合評会を行いました。今回の参加人数は4人。ただ、そのうちの1人は電車のトラブルで2時間半遅れての到着(甲府からの特急列車に缶詰!お疲れ様でした)、また早めに帰られた方もいて、実際には3人で合評が行われました。少人数のおかげで時間に追われることがなく、じっくりと意見交換ができました。特に盛り上がった話題は、私達書き手の子供の時のことが、今の子供達には当てはまらないということです。
例えば、放課後に公園で大勢で遊んでいる場面は、今ではあり得ません。今の子供達の生活に即した場面設定にし、昭和っぽくならないように注意しなくてはいけないと戒め合いました。
3人だけで、のんびり和やかにすすめられた会でしたが、やはり、より多くの方々から様々な見方による意見を伺いたいと思いますし、より沢山の作品を読ませて頂きたいとも思います。
そこで、今回の参加者と代表者とで、次回の合評会を「皆が参加できそうな日に!」と検討しました。
だんでらいおんでは、3か月毎の月の何れかの土曜日に合評会を開いています。けれども、8月や10月はお子さんがいる方の学校の行事があり、今年の9月は児童文芸主催の講座があります。そこで、ずいぶん先になりますが、開催は11月10日と決めました。各々の都合を考慮すると、3か月毎に開くのはなかなか難しくなりますね。次回は、なるべく多くの方が集まりますように……。

~各自の活動報告~

*『今日は何の日?366 偉人の誕生日から世界の歴史、記念日まで』(PHP研究所)
これは、歴史・行事・記念日・はじめて・人物の分類で、その日がどのような日なのかを紹介する一冊です。
真山みな子さんが、366話の内、30話を執筆しました。


*児童文芸書きおろし童話展2018(6月11日~6月18日)に、わたなべちとせさんが出品します。
作品名『しんまいおまわりさんハードとテリーとなぞのぶったい』(作・絵)


                                  野城裕子



2018年6月4日月曜日

わらしべ

【わらしべ通信NO.63】


5月20日(日)、本日のわらしべは総会+顧問・沢田俊子先生のご挨拶+定例会と盛りだくさん。
時間に追われながらも皆で考え、発言し、とても充実した集まりとなりました。欠席者は1名。

総会は、29年度の活動報告、会計報告、監査報告が滞りなく終了。30年度の活動計画案、予算案も無事了承されました。30年度はわらしべ3号の発行が予定されているため、それに向けた役割分担、スケジュールなどについても話し合いました。

次に沢田先生のご挨拶と、皆からの発言の時間がありました。(後述します) 

さて定例会です。今回は9作品でした。
時間が足りず後半は駆け足となってしまいましたが、「時間が足りない」という制約が「大切なことだけ言わねば」という意識になって、全体の内容はとても濃い、良い勉強会になったと思います。

重要なポイントは
・ファンタジーならとことん「突拍子もない展開」にこだわるべき。
 子どもの想像を超える「面白さ」を追求し、子どもに「展開が想像できる」と思われてはいけない。

・書きたいことをつめこみ過ぎると、結果的に「展開が急すぎる」ことになるので、書きたいことは絞ったほうがよい。
・沢田先生が大切にされていること「起承転結、おまけに1つ」結のあとに余韻を。

・いい人は面白くない、困った人を主人公にするとよい。

・説教くさいのはダメ。大事なことは登場人物に言わさない、読者に感じさせる。

・書き過ぎない。頭に浮かんだことをそのまま書かない。導入は特に謎を引っ張るようにして読者の気をひく。
です。

今回はわらしべ3号に向けて、2回目、3回目の書き直し作品を提出した人が多く、作品レベルが高いなあと感じていたのですが、それでもこれだけいろいろ改善点があるなんて創作って本当に奥が深いですね。今日の結果をもとにさらに個々の作品が洗練されていくのかと思うと、今からわらしべ3号の完成が待ち遠しいです。

  (担当:萩原弓佳)


【わらしべ顧問沢田俊子先生のご引退について】

わらしべ顧問として発足より5年半、会のために多方面からいろいろと考えていただき、
会員ひとりひとりにも惜しみなくご指導をいただいてきました沢田俊子先生が、
今月を以てご引退されることとなりました。
私たち一同にとってはとても寂しく、心の支えを失うような不安の中で、この日は先生
よりお言葉を頂戴し、作品の合評もしていただき感慨深い時間となりました。
わらしべメンバーは皆、先生をお慕いしており、まだまだ教えていただきたいことがたくさんあるので、今後もご都合がつく際はご指導いただけるよう心よりお願い申し上げました。
先生に育てていただいたわらしべが長く続きますように、また先生へのご恩返しとしていい作品が書けますように、わらしべメンバーが羽ばたけますように、今後も皆で精進していきたいと思います。
 沢田先生、本当にありがとうございました。     (代表:藤谷クミコ)

  
(沢田俊子先生と皆で記念にパチリ!!)

「わらしべ」を立ち上げて、早いもので五年半が経ちました。
その間、たくさんの人たちの入れ替わりがありましたが、
藤谷さんを始め役員のみなさんの努力のおかげで、安定した理想的な勉強会になりました。
メンバーに井上林子さんや萩原弓佳さんという作家も加わったので、ここらでバトンタッチさせてもらうことにしました。
お互いに卒業です。卒業しても縁が切れるわけではないので、見守っていきたいと思います。
「わらしべ」の中から、いい作品が羽ばたきますように。

                                                                               沢田俊子




2018年5月2日水曜日

とんとんぼっこ

4月28日土曜日 

合評会をする会場はいつもは人でいっぱいなのですが、今回は他の利用者さんがまばら。ゴールデンウィークが始まったせいでしょうか。
今回、7作品を合評しました。
・5枚童話 伝えたいことがはっきりしているので、そのために必要なもので構成していくことを意識する意見が多く出ました。

・5枚童話 あたたかい作風、心にひびく結末をいかすためにも、やはり5枚という短い枚数の中、構成について考える意見が多かったです。

・10枚の作品 落語のようなおちのある楽しいものがたりで発想もおもしろかったので、意見は登場人物たちの設定が自然かどうかというところに集中したように思います。

・10枚の作品 今、実際に行われている事実をもとにして広島を描く物語に挑戦した
作品。なので、これまでにたくさん描かれているものをなぞらない独自の描きかたを求める声が多く出ました。そして、伝えたいことを読む子どもに自然と伝わるためには
どんな形をとったらいいのか意見が出ました。

800字程度の絵本テキスト 作者は前回からこわいお話に挑戦中。
シリーズのこれまでに出た作品をたくさん読んで研究された成果がよく出ていると思いました。目のつけどころが面白く、これをこどもが読んでこわさを感じるものにするにはと意見を出し合いました。

・15枚の作品 前回の書き直し。書き直してわかりやすくなったが、テンポがなくなったという意見や、登場するものの姿が伝わってこないという意見があり、まだ推敲が必要のようです。

・そして、お話に絵をつけた力作。ひとつのテーマでいろいろと書き直しをつづけている作品です。今は、体験したできごとを掘り起し綴っているというところなので、
これから、どういう方向でお話を進めていくのがよいかいろいろと意見が出ました。

 合評がうまくなる、という言い方がいいのかわかりませんが、みんながそれぞれの視点で大切なことを掘り下げて指摘できているなあと、感動的な気持ちになる時があります。
 そして、今回作品を受け取った時にそれぞれにしっかりとした作品の個性があると感じられて、その人らしく作品を書いてきているということかなあとしみじみ思いました。

昨年まで年4回としていた例会を増やすこととなり月からは、偶数月に開催します。
というわけで、次回のとんとんぼっこは623日土曜日です。
                                                                                                                               (さとうともこ)






2018年4月19日木曜日

わらしべ

【わらしべ通信NO.62】

4月15日(日)、わらしべ定例会がありました。
13名が出席し、先月に引き続いて顧問の沢田先生にいらしていただき、
中学年向けを2作、低学年向けを1作、幼年向けを1作、合評しました。

 中学年作品では、「グレードの設定」について、いろいろ意見が出ました。
・この作品のおもしろさがもっと生きる、別のグレードがあるのではないか。
・キャラクターの魅力は、低学年の子の方がよろこぶのではないか。
・しかし、作品のある場面の、世の中の真理をついているようなところは、
高学年向きなのではないか。
 私も、書いた後でグレードで迷うことがよくあるので、まるで自分の作品が
合評されているような気持ちで聞いておりました。
 また、話のオチによって、ふさわしい長さがある、という、ボリュームについての
意見もありました。

 もはや直す部分などないのではないかという、完成度の高い作品についても、
沢田先生から、もっと作品をよいものにするためのアイデアが出されました。
 それは、「作者に都合のいい登場人物を消してしまおう!」というもので、
これは、いよいよ改稿に行き詰ったときの必殺技となるかもしれません。

 低学年向け、幼年向けの作品では、分かりにくい点の指摘を中心に意見を
出し合いました。
人に読んでもらうまで、分かりにくさに作者が気づかないことがあるので、
こうした合評の場があることは、本当にありがたいことだといつも思います。
                         (担当:山下みゆき)
【会員のニュース】
☆メンバーの萩原弓佳さんが、「浜田広介記念館だより」第18号で紹介されました!



  


2018年3月27日火曜日

わらしべ

【わらしべ通信NO.61】

 3月18日(日)例年より桜の開花が早そうだという声が聞かれるようになりました。
今日のわらしべ定例会は、全員出席! そして顧問の沢田先生もご出席です。
久しぶりに会った面々が、笑顔で話す声にその場の空気が和みます。
 
 開始直前、机の上にはずらーっと会員の皆からの、差し入れのお菓子が並びました。
わあ、嬉しいと思いきや、そのうちの一人は退会のご挨拶という事でした。自身の創作を
見極めての転向とのことです。






 別のメンバーで、創作から離れていた時間に以前から書き溜めていた「詩」をまとめて
冊子にし、配布した人がありました。装丁から全部手掛けたというおしゃれな詩集。
『うつら うつら』(乾さき子)






話を頷きながら聞いている一同、今日の笑顔の陰で、悩みながら創作を続けていることが
伝わります。お互い同志と感じました。

今月は冊子用作品合評の第2回目。全部で7作品を合評しました。
冊子用作品なので、公募入選などを目指したものではなく、わらしべらしさの光る冊子に
できるようにという観点から合評をしていただきました。
作者は沢田先生から「優し目コース、厳し目コース」のどちらかを選択して意見をいただけるという試みもあって、楽しく盛り上がりました。
 書きたいものを書くことと、メッセージを伝えるために書くこと、そして読者の側に
立ってみること、それらのバランスを考えて良い冊子にできるよう、ひとりひとり作品を磨きましょう。
 
 さて、わらしべも発足から5年半の歳月がたちました。「わらしべ通信」も毎月更新して61号となりました。ここまで活動してこられたのは、顧問の沢田俊子先生をはじめ、
会の様々な役割分担を担ってくれた会員皆のおかげです。
 わらしべでは、このサークルブログ以外にも、書記担当者が会員向けの毎月の議事録を作成し、欠席者も含め全員に毎月添付して情報を共有しています。

 また、全国各地から同人誌をご恵送くださる、他サークル、創作同人グループの
 みなさま、いつも皆で回覧し学ばせていただいています。ありがとうございます。
 今後とも、童話サークルわらしべを、どうぞよろしくお願いいたします。

                                                     
                                                                           (担当:藤谷クミコ)