2019年4月1日月曜日

みらくるぺん

 サークルブログ
2019年3月18日(月) 13:00~17:00
みらくるぺん
 
★合評前に、サークルとしての「みらくるぺん」のあり方について、話し合いました。
みらくるぺんは、「童話塾in関西」の実行委員(O・Bも含めて)のための任意の勉強会ですが、協会のサークルになったことで、実行委員以外にも声をかけようということになり、みんなから推薦のあった方をお誘いしました。
昨年の「童話塾in関西」で合評した作品を再合評する「ステップアップ勉強会」を9月に実施
することになりました。
秋に、創作のための講演会(第3回)を実施予定(日程ならびに講師は後日発表)。
 
★参加者5人が1作ずつ提出で、合評は5作品でした。
 作品の内訳は、高学年長編(書き直し)1編、 絵童話を目指す幼年(書き直し)2編、 
公募に向けた短編2編です。
 
今日は、時間ぎりぎりまで休憩なしの合評でした。差し入れのタイ焼きやアメが、一息つかせてくれました。
 
―合評の感想―
*「ふたりの講師に、別の視点で読んでもらえることが、すごくありがたいです。帰宅後、メンバーからの意見をひとつひとつ頭の中で反芻しながら、合評っていいなと思いました。やっぱり作品はちゃんと出さなくちゃ、楽しくない。反省です」 :長編の合評を受けたメンバー
 
*「作品を見直して、どう書き直したらいいか、プロットをばらばらにして考えましたが混乱し、あれれ~という感じでお手上げになり、寝てしまいました。仕切り直して、頑張ります」  
:公募作品の合評を受けたメンバー 
*これに対して、講師からのアドバイス
「書き直しは、混乱したら、しばらく温めておくといいです。熟成しないうちに書いて合評を受けると、推敲するのが大変です。未熟児を保育器で育てるように、頭の中に温存していろいろ考えながら、あるいは、同じ傾向の童話をたくさん読みながら、産む時がくるまで大切に育ててください。書き直しが苦手な人は、作品が熟すまで辛抱して待ってから書くことです。」
 なるほどと思いました。
 
*合評は自分では気付かないことを教えて貰えるありがたい場です。特にみらくるぺんは二人の講師から違った感想や指摘をいただくことができ、とても贅沢な勉強会です。これに感謝していい結果が出るよう努力したいと思います。 :公募作品の合評を受けたメンバー
                                      
次回例会 6月10日(月)
新メンバーといっしょに勉強できるのが楽しみです。
                              (鬼村テコ)







 


2019年3月29日金曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信 NO.73】

冊子「わらしべ」3号が完成しました!
会員による15作品と、元顧問・沢田俊子先生のお言葉を掲載しています。
何度も合評して書き直した作品の数々、冊子を手にしたメンバーはとてもうれしそうで、いい笑顔でした。


 さらに、今回はうれしいお知らせが二つもあります。
・メンバーの山下みゆきさんが「朝顔のハガキ」で「朝日学生新聞社児童文学賞」を受賞!
・中井たかしさんが「ヤキソバ王国のお客さま」で「日産童話と絵本のグランプリの童話部門」の佳作入選!
山下さん、中井さん、おめでとうございます。
二人は今後ますます、他のメンバーも二人に続くように努力を重ね、児童文芸界に「わらしべ」の名を広めて行きたいと思います!!

そして今回はまだ素敵なことがありました。
3号完成ということで、元顧問の沢田俊子先生が定例会にいらしてくださいました。さらにスペシャルゲストとして嘉成晴香さんをおむかえしました。
嘉成さんの登場は「童話塾in関西」で仲良くなったメンバーが「遊びに来て!」とお願いして実現したものです。
お二人の的確なご意見をいただいて、今回の定例会はいつも以上にピリリとした内容の濃いものになりました。








本日の合評は4作品です。
・高学年向けの「社会問題」を扱ったものは、その問題の取り扱い方について議論になりました。事実をつきつめてノンフィクション風にするのか、主人公の内面を追って物語風にするのか。作者が「何を伝えたいか」が大切だと改めて思いました。

・作者が自分の体験談をもとにしたお話では、ただ体験を書いただけではダメで、体験したことを下敷きにおもしろい「物語」にしないといけない。沢田先生が「ここいらない、この部分も不要! もっとシンプルに!」とバッサバッサと作品の余分な部分を切っていくのが、大変懐かしかったです。出だしはシンプルなのが一番ですね。

・低学年の男の子の「成長する瞬間」を書いたお話では、タイトルと、内容と、作者の書きたいものとのズレが指摘されました。
『桃太郎』というタイトルなら、桃太郎が活躍するおはなしだと読者は期待してしまう……(そうでなかったら、読者は迷ったり、肩透かしをくらってしまう)ということです。

・人でないモノが主人公のお話では、そのモノにしては当たり前だけれど、人間だったら大問題の扱いになってしまうエピソードに関して、主人公に感情移入している読者にとっては「どこまでが許容範囲」なのか、が問題となりました。むずかしいです。

合評の後は、「わらしべ」3号完成記念懇親会です。
みんなで楽しくお酒を飲み、たくさんおしゃべりしました。
(担当:萩原弓佳)

【会員ニュース】
井上林子さん「神戸新聞」2019年3月「おはなしの森」4回連載(3/10・17・24・31 日曜日版)「ウタちゃん うさぎ」


【わらしべ3号について】A5版134ページ
ご希望がありましたら、1冊(680円:送料込み)にて送付いたしますので
メールにてご連絡ください。warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp 藤谷クミコまで

   










2019年3月18日月曜日

近江ペンの会

2月23日(土)今年2回目の例会が開かれました。
出席者11名、合評作品は3話でした。
珍しく良い天気でしたが、吹く風は冷たい2月のそれでした。
最初は先月に引き続き「四角いたまご」第3号の相談でした。印刷屋さんに調査に行ってくださったMさんお二人の結果を聞いて、A4サイズの2段組みに決まりました。次の例会3月23日までにA4 2段組みで作品を作ることになりました。
合評作
ひとつめは、Oさん作「星降る夜の集会」題からして何かワクワクしてしまいました。
ふたつめは、Mさん作「ぞうきん ばあちゃん」湧きいずる泉の如く色々な作品を書かれています。
みっつめは、Hさん作「霧につつまれた夏」どこかしっとりとした作品を書かれます。
大塚先生のご指導は、次のような点でした。
・書き直しは0から書くつもりでする。
・作品を書く時 誰の目線で書くか決めたら最後までその目線で書くことが大切。
・余分な情報は書かないで、省略することも大事。
・先生と生徒の会話について、作中では、生徒が先生にため口で話すのはどうかと思うので、関係をふまえた言葉遣いをする。
その他、作中で書かれた“もんぺ”に関して“モンペ”と書く言葉もあるとは初耳でした。
もんぺとは和風作業ズボンで、多くは木綿の紺がすりで作ったものと思っていました。そのもんぺを今でも街中で売っているお店があるらしいことや、今の人はもんぺを知っているかどうかとか話題になりました。Kさんは、お母さんの絹の着物で仕立て直したもんぺをはいていたところ、疎開先で、いじめられた話をされました。
戦中戦後の、物のない時代が思い遣られたことでした。
もうひとつの片仮名のモンペとは、モンスターペアレントの略で、今時は、その意味で使われているとの事でした。
世代の差を感じたもんぺ談でしたが、もんぺの時代を少し懐かしく思い出しました。
                                辻




2019年3月11日月曜日

だんでらいおん

2月23日、12時半から行われた合評会のご報告です。
今回参加したのは、新メンバー2名含む7名。
事前にメールで頂いていた2作品と、当日持ち寄った4作品の、計6作品が集まりました。
作品のジャンルやテーマは異なりますが、どの作品も登場人物が目に浮かぶように生き生きと
描かれているのが印象的でした。
具体的な意見が飛び交う中で、物語がさらに深く展開していく場面もありました。

私は前回からだんでらいおんに加入させて頂き、童話の執筆経験も浅いのですが、皆さんの一言一言が新鮮で、とても勉強になります。
自分の書いたものを読んで頂くのは緊張しますが、一人ではまったく気付かなかった視点に
出会えるので、大変ありがたいです。

帰りはカフェに立ち寄り、公募や原稿持ち込みの話題などで引き続き盛り上がりました。
ぽかぽか陽気の日中と打って変わって夕方からはかなり冷え込んでおりましたが、
風邪など引かぬよう体調に気をつけてお過ごしください。

【メンバーのうれしいニュース】

野城裕子さんの「せんたくきが歩きだした!」が、第35回日産童話と絵本のグランプリで佳作を受賞しました。
野城さん、おめでとうございます!


嘉瀬陽介さんの「R」が、「児童文芸 2019年2・3月号」から連載スタートとなりました。
嘉瀬さん、おめでとうございます!
今後の連載、楽しみにしています。


                                浦野奈央子





2019年3月4日月曜日

とんとんぼっこ

とんとんぼっこ
2月23日(土)13:00〜16:30

車窓から見える山が笑っていました。
広島は春らしい風がふいていました。
メンバーが、そよかぜコンクールで佳作をいただきました。
もうひとりのメンバーも、一次選考通過しました。
退会していたメンバーが再加入で、パワーアップしました。
とんとんぼっこは、一歩一歩、歩みを進めています。

八名の参加で合評前に総会をしました。会計報告、本年度の計画など話し合いました。
今年も偶数月の第4土曜日に定例会を持ち、必要に応じて臨時の会を持ちます。
教室を借りて、集中して合評することになりました。
4月には沢田俊子先生に講師をお願いし、合評会を持つ予定です。

六作品を合評しました。
忌憚のない意見がどんどん出ます。真反対の意見も出ます。
それが、とんとんぼっこの宝です。
最近の子どもたちの悲惨な事件を憂いなにか子どもたちに伝えたいと、重い筆をとったメンバーの文字の力強さに物語の真髄を感じました。
グレードをどこに合わせて書くか、作者は何を書きたいのかテーマを意識するなど、何回も出てきた課題ですが、何回も言い続けていきます。
七五調のリズムや文章のタッチの工夫、個性的な表現が、読みを楽しくしています。登場人物の数や登場のさせ方の工夫が、物語をすっきり読ませます。
弱肉強食の世界をどこまでどう表現すればいいのか課題が残りました。

交流した意見を胸に刻み、作品に感想を書き込みした用紙をお互いに手渡し、書き直しに向けて帰路につきました。
                             (西谷まち)







2019年2月28日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信 NO.72】(2月17日定例会)

「私たちの宇宙は、この先1400億年は安泰である」という研究結果が出た。短いような気もしないではないが、とりあえずほっとした。というような話をしても、周囲の反応は極めて薄い。今回の合評でも同じような場面があった。地の文に呼応する主人公という作品を提出したのだが、合評はびっくりするぐらい盛り上がらなかった。まさに「シーン」というオノマトペの世界。首をひねり、「やれやれ」と深くため息をつくメンバーすらいた。他者がやっていない(であろう)ことをやってみようと意気込んでチャレンジしたが、すっかり裏目に出たって感じだ。で、今回の教訓/「チャレンジ」を万能薬のようにあっちに塗り塗り、こっちに塗り塗りしているけど、なんでもかんでも塗布すりゃあいいってもんじゃないんだよ。かぶれちまうことだってあるんだよ。
一方、他の2作品は大盛り上がり。ブタのおかあさんを主人公にしたシリーズものと、ユニークなアイデアを盛り込んだ高学年向け作品で、「登場人物の関係性を早期に明確にするとわかりやすい」「大人目線になっている節があり、子どもへのメッセージとしては弱い」「子どもが親近感をいだく職業か」「物語の終わり方はこれで妥当なのか」「整合性に問題があり、ストーリー展開に矛盾が生じているように思う」「結末を主人公以外の行動で終わらせていいのか」などなど、作品をより良くしようという目的に向かって、建設的な意見がびゅんびゅん飛び交った。ある人が意見を言えば、それに反応して、別の人が新たな意見を出す。共感したり、異論を唱えたり。そうしてミルフィーユのように意見が次々と積み重なっていく。まさに、これぞ合評といった感じであった。
さて、宇宙だが、なぜ1400億年なのか。あ、いや、「シーン」となるので、ここではやめておくことにする。   (担当 中井)
 
【会員のニュース】
萩原弓佳さん 新刊発行 「しんぶんのタバー」PHP研究所















2019年2月7日木曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会

2019年1月26日土曜 13時30分から16時ごろまで

出席者 大塚篤子先生の他8名。



 今年は暖冬。長浜も例にもれず雪の少ない冬です。例会の日は大雪が降るとの天気予報でしたが、少し白くなる程度の積雪でした。

 今日の合評作品は1作。Sさんのノンフィクション作品です。長浜に現われた絶滅したはずのコウノトリを発見した驚きやコウノトリの美しさ、家族との関わりを描かれました。

 Sさんは、ノンフィクション作品を描かれることが多く、自然との関わりをとても大切にされている様子が伝わります。描かれる度に長いお話になっていて、力を付けておられることがうかがえます。

 大塚先生からの指導点として、ノンフィクションの作品を描く時、この作品で言えば、コウノトリを介して人間を描くとこが大切、児童書であるので主人公は子どもであり、子ども同士の関わりも描くとよい、などご指導いただきました。

 また、次に発行する作品集の相談や会員さんが書いてくださった文章の書き方をまとめたものを確認したり、お嬢さんの卒業式に謝辞を述べられる会員さんの謝辞をチェックしたりとゆるゆるとした楽しい例会でした。

 この日は、新しい作品が4作提出されました。私自身はなかなか作品が描けず、皆さんの作品を読んだり、合評を聞いたりして勉強させてもらっています。こんな私でも嫌な顔ひとつせず、お仲間に入れてもらえてたいへんありがたいです。皆さんありがとうございます。



                                                                                                                文責 みよし







2019年1月24日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.71

1月20日(日)、わらしべ定例会があり、14名が出席しました。
幼年1作、低学年1作、中学年2作、高学年1作、計5作品を合評しました。

低学年作品では、(  )を使って主人公の気もちを書く方法が、議論になりました。
最終的に、「そもそも低学年作品は、行動とセリフを主軸にして書くべきで、気もちを、言葉にしてたくさん書くことは避けた方がいいのかも」という意見が出て、メンバーの多くが「おお~、たしかに!」と納得することになりました。

中・高学年の不思議な世界へ行く作品では、主人公の目的がはっきりしていないと、
受け身で不思議な体験をするだけになってしまい、読者を引き込む力が弱くなることが
指摘されました。
そのことを、「飲み屋で、隣の席の人がどんどん変わるだけみたいなことになってしまう」と表現したメンバーがあり、あまりの分かりやすさに、一同膝を打つという場面もありました。

幼年作品では、「単純さが大切」という話の中で、「大人が物足りないと思うくらいでも、子どもの心にフィットすれば心にとめてもらえる」という意見があり、このことは私も、心に深く刻んでおこうと思いました。

その他、全作品についてたくさんの意見が出され、冷たい雨の日でしたが、たいへんに盛り上がり熱い合評会となりました(本当に暑くてふらふらになったので大阪駅で一人、冷たいビールを飲んで帰りました…)。

「わらしべ」3号の方は、カラーイラストの表紙が付いた見本冊子が届き、最終の確認に入りました。いよいよ完成です!

                  
                           (担当 山下みゆき)





2019年1月15日火曜日

みらくるぺん

みなさま、初めまして。
2018年12月にサークルとして承認いただきました「みらくるぺん」です。
どうぞよろしくお願い致します。

「みらくるぺん」は、2016年4月に、「童話塾㏌関西」の実行委員の勉強の場として発足しました。
現在、講師を含め会員数9名。全員、協会の会員です。メンバーの勉強はもとより、一般に向けて、童話塾がらみで講演会を2回開催しました(第1回は、正岡慧子先生。第2回はすとうあさえ先生です)。
今後は、「童話塾in関西」で合評した作品の再合評の場として、書き手を応援していけたらと考えています。

12月22日、サークルになって初めての勉強会を、京都ウィングスの会議室を借りて行いました。
①合評
5作品(短編4、長編1)を合評しました。
それぞれの作品について、よりよくなるために意見を出し合ったことはもちろん、この作品をどうしたいのか(つまり、公募入選なのか、商業出版なのか、単なる習作なのか)、本人が、しっかり目標を定めて書くことが大切だということを、改めて意識しました。
帰宅後、メンバーから、こんな一斉メールが届きました。
今日は、なるほどと思うことばかりでした。
自分の狭くて堅い頭の中では、なかなか飛躍した発想も展開もできません。
次回にはこれを必ず書き直して見てもらいます。
別のメンバーは、ブログにこうアップしていました(要約)。
   今まで、短編を軽いタッチで楽しく書いてきました。今、長編にチャレンジしています。
   長編は、芯となるテーマや葛藤が必要で、だらだらと枚数を稼ぐだけではだめです。登場人物の設定、構成も大切ですが、例え創作でも、実体験や裏付けとなる情報収集をしなければ物語が嘘っぽくなります。時間がかかるし、しんどいけれど、わたし、書きます。
お互いに、高め合っていきたいと思います。

②話し合い
合評後、サークルとしての「みらくるぺん」を、今後、どのように運営していくか話し合いました。
今日話し合ったことは、「童話塾in関西」の実行委員会で報告し、情報を共有していきます。

                                                                     
                                                                                                代表 鬼村テコ
                            


2018年12月25日火曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.70】

今年最後の定例会、たっぷり勉強した後は忘年会が待っています。おいしいお酒を飲むためにがんばりました。

この日の合評は4作品でした。
主な論点は
・子ども向けの作品で大人が主人公なのはアリかナシか。
・運動能力の面で男女差が出始める年頃のスポーツ題材の取り扱い方。
・一読しただけで理解できる分かりやすさが必要。
・前ぶれのない「突然のファンタジー展開」は読者が戸惑うかも。
です。
改めて、子ども目線(対象年齢にあった言葉選び)が大切だということも確認しました。

私も作品を提出していましたが「冒頭で誰が主人公か分からない」と言われてしまいました。
「そんなはずはない。一目でわかるはず」
と思ったのですが、そう言われて見直してみると確かに分かりにくい書き出しでした。
こういうとき、作品を読んで指摘してくれる仲間がいるのはありがたいなぁとしみじみ思います。

忘年会の会場は近くのお寿司屋さんです。なんとわらしべ忘年会の数日後にテレビで取り上げられ、メニューなどが紹介されていました。
実際雰囲気も良くお料理もおいしいお店で、忘年会も盛り上がりました。
素敵なお店を選んでくれた幹事さんありがとう!(私ですけど)

                               (萩原弓佳)










とんとんぼっこ

今年の漢字は「災」だそうです。

広島も、広い地域で豪雨災害にあいました。このたびの豪雨は、水のみならず、山から流出した土砂が被害を拡大しました。水がひいたあとの建物は、泥にうまっていました。

とんとんぼっこでは、絵本を失った幼稚園などに本を送る活動をしました。

小さな呼びかけに対し、すぐにたくさんの方たちが協力してくださいました。児童文芸家協会をはじめ、協会の作家さんたちもたくさんの本を送ってくださいました。

おかげさまで、幼稚園、児童館、赤ちゃんのサークル等に、500冊あまりの本を届けることができました。

ご協力くださった皆様のあたたかさが身に沁み、わたしたちは心に「福」をいただいた思いです。本当にありがとうございました。

                            (とんとんぼっこ一同)





2018年12月20日木曜日

近江ペンの会

近江ペンの会

12月9日(日)10時30分から

北川チハル先生を囲んで勉強会



数日前まで10月下旬の暖かさという異常さだったのに、
勉強会当日は急に気温が下がり、この冬初めて白くなった伊吹山。


そんな中ご遠方より、北川先生にお越しいただきました。

出席メンバー9名  提出作品6作品


どれも書き手の個性がとてもよく出た作品ばかり。
って、すみません、偉そうに・・・。
でも、本当に楽しい作品ばかりです。

北川先生は、それぞれの作品の全体の感想、
次に細かくシーンごとに、問題点等を指摘してくださいました。

北川先生と大塚先生のご指摘で、
自分でも気づかなったところ、自分の欠点、新しい発見、新しい発想を
教えて頂きました。
そして、自分の出来の悪さに凹んだり。
ま、まだ書き始めて、ヨチヨチ歩きの段階なんだから、
凹むことすら、おこがましいですね。


6作品の合評の後は、
以前、メンバーの方が書かれた作品を題材に、
絵本のお話の作り方(技術的なことも含めて)も教えていただきました。
絵本って、絵を描く人と文章を書く人が違うと難しいですよね。


降雪の心配があったので、かなり急いだスケジュールになりましたが、
とても充実しておりました。


本当にありがとうございました。



来年も一歩ずつ、進んでいきましょう。

アップが遅くなって申し訳ありません。


                     文 責 ( 宝野 志麻 )





2018年12月3日月曜日

とんとんぼっこ

12月のとんとんぼっこは、ランチと足湯付きでした。

ランチに行ったのは、平和大通りに面した街中のお店ですが、みんなで並んで使える足湯の湯舟がありました。

午後から合評会がひかえているので、お酒は一杯だけ。とはいえ、満腹だし、足湯でほんわかしているし、さんざんおしゃべりしたし、天気はいいし……。

しかし、みなさんの切り替えはすごかった!

午後から3時間かけて、びっちりと合評会をしました。



11月の「童話塾in関西」には、とんとんぼっこから3名が参加しました。

書いた原稿を先生がたに合評していただくことができました。帰りの新幹線でも興奮さめやらず。いっしょに行ったメンバーの一人は、教わった「説明」と「描写(で表現)」の違いについて、考え込んでいました。

ちょうど中国新聞に、中国短編文学賞選者の高樹のぶ子氏の言葉が載っていました。



『小説は多かれ少なかれ、「説明」が入ってきます。けれど、できるだけ「説明」ではなく、場面や情景を伝える「表現」が欲しい。なぜなら「説明」はすぐに記憶から消えてしまうけれど、ある印象的な場面や情景は、記憶にこびりついて消えてくれない。あれはどの本だったのか、どんな小説のページだったのか思いだせないけれど、あの時の風や陽の翳り、草の匂いは思いだせる…。(中略)風や陽の翳りや草の匂いが立ち上がり、やがてゆっくりと、その場面に存在する人物が見えてきて、そしてさらにその場に立ち込めていた感興が再現されていく、つまり文学の感動が蘇ってくる、という順番なのです』(2018,12,1 中国新聞)



今回、まさに「表現」された短編が提出されました。はじめて書いたSFということですが、鮮やかな印象が脳裏に残る作品でした。

また、亡くなった犬を描いた作品は温もりに満ちていました。亡くなった者たちを文章に描くとき、もう一度、彼らと会っているのかもしれません。



合評会が終わって、みんなで平和大通りのイルミネーションを見て帰りました。

濃い一日だった。そこからさらに、映画を観に流れたメンバーも。濃いわー。

次回は2月23日(土)を予定しています。



                                (巣山)





2018年12月1日土曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会
11月17日(土)13時30分~

湖北地方と言われる長浜。琵琶湖には鴨やコハクチョウなどの渡り鳥の群れが沢山飛来しているが、空はどんよりとして時雨の多い季節となる。
今月の提出作品は、二作品だったが提出者の一人が欠席だったので、合評は一作品のみとなった。

○ぼくはやっぱり、ぼくがすき   
  Hさんの絵本にするための作品
 子ぎつねが一人前のきつねになるための、化け方のテストに向けて、
 化ける練習をする。
 なかなか上手に化けられない子ぎつねと、天才的に化けるのが上手な子ぎつねのお話。

大塚先生からのご指摘
 絵本の場合は ことばの省略が大切で、余計なことばは書かない。
 子ぎつねが化けなければならない、もっとせっぱ詰まった理由が必要だ。

書き直しを厭わないHさんだからきっと次には素敵な作品に仕上げて来られると期待している。
合評作品が少なかったので、先生から「ノンフィクション作品」についてのお話を伺った。
資料を集めるのは大変な作業だが、それを羅列しただけでは記録であって、文学作品にするにはそこに何か読ませるストーリーが必要とのこと。

来月は、特別講師に北川チハル先生をお迎えしての勉強会。どんなお話が聴けるのか楽しみ。
                          
                                                                   かわむら まさえ




2018年11月26日月曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.69】

11月18日のわらしべ定例会は、「わらしべ3号」に関する話し合いからはじまりました。
それぞれ希望冊数を申告し、印刷する冊数を決め、編集作業もゴールが見えてきました。表紙がずれたり印刷で失敗しないように、最後まで気を抜かずに頑張っていきたいと思います。

今回のわらしべ、合評作品は3人の5作品でした。

幼年向けの3編連作ものは、大変かわいらしい作品だったのですが、やや「大人目線が気になる」という意見が出ました。

「お母さんが登場して、説明して、まとめてしまう」というは、みなやりがちなんですが、そこをぐっと我慢して、子ども目線で、子どもの世界を追ってほしいな、という「いうのは簡単、やるのは大変」な結論になりました。


低学年向けの作品は、1年生の男の子たちがイキイキしていて、とてもパワーを感じる作品でした。
「どこまで書くか」「どのように書くか」を詰めて、低学年でも分かりやすいように書き直せばきっといい作品になると思います。


中学年向けの作品は、高齢者と小学生が出会った一瞬を書いたお話でした。難しいテーマにしては枚数が少なく、やや言葉足らずなところもあって、創作サークルでありがちな「気心のしれた仲間だから理解できるけれど、作者のことを知らない人が読んだらどういう風に受け取られるか心配」な面もありました。


この日はドーナツを差し入れてくれたメンバーがいて、おいしくいただきながらの合評会でした。みんなおやつ大好きです。


                                                                                                     (萩原弓佳)




2018年11月19日月曜日

だんでらいおん

11月10日(土)、協会事務局をお借りして、合評会を行いました。

いろいろな事情により最近は全員顔を揃えることがむずかしく、今回も参加メンバーは5名でしたが、うれしいことに体験参加者が2名もいらっしゃいました。

全員が作品を提出し、絵本テキスト、幼年童話、中学年向きの短めの読み物、高学年向き長編の一部などグレード、内容もさまざま。それぞれ得意ジャンルに違いがありますが、日頃自分が書かないような作品を読むのも新鮮で、刺激を受け合いながらの熱い合評となりました。

だんでらいおんでは、体験参加の方にも作品の持参をお願いしています。
ほんの短いものでもOKなのですが、今回はお二人とも400字原稿用紙20枚位の読み応えのある作品を事前に送ってくださいました。
合評でも的確なご意見をおっしゃってくださり、なんだかいつもの合評会に新たな風を吹き込んでいただいたようで、楽しかったです。

終了後は、かなり早いけれど、忘年会へ(今年最後の集まりなので)。
合評会よりくだけた雰囲気の中、創作への想いを語り合って、盛り上がりました。
来年もがんばりましょう!


【メンバーのうれしいニュース】

◎ 嘉瀬陽介さんの「星のない夜の太陽」が、第18回創作コンクールつばさ賞で読み物部門佳作を受賞しました。嘉瀬さんは、「あくまでも願いはひとつ」が『5分ごとにひらく恐怖のとびら百物語③ 強欲のとびら』(文溪堂刊)に掲載され、ダブルの「おめでとう!」です。すばらしい!!
               

◎ 音森ぽこさんの「おうちのいえで」が、チャイルド本社の月刊絵本「おはなしチャイルド」11月号に採用されました。音森さん、おめでとうございます!
ずっと以前に思いついたモチーフを、あたためながら育て続け、今回の採用に結びついたのだとか。すぐには形にならない作品も、どうか大事にしておいてねという音森さんからのメッセージに勇気をもらいました。

                               (真山みな子)





2018年11月12日月曜日

近江ペンの会

2018年11月3日(土)
近江ペンの会
ブログ
10月27日(土)定例会13時30〜

出席者 12名

京都から長浜へ、ひたすら車を走らせ琵琶湖岸を行く。月に1度四季折々の景色を楽しむ。風情ある琵琶湖から素晴らしい発想が波のように押し寄せて・・・
というわけにはいかないよなぁ!

10月7日 天性寺で開催された「すとうあさえ先生の講演会」出席者の報告
中でも先生の提言「1年間に100話書く覚悟を!」には出席者一同説明を聞いて、
納得しつつ青ざめた。

今回の合評は4作品でした。

○作品1  
海外原作の童話を日本の民話風にアレンジした脚本で、年齢差のある子ども対象の人形劇。シナリオではどこまでセリフで説明するのか、あるいは演技で表現するのか難しいところ。憎まれ役をもう少し子ども達にアピールできるように強烈な性格にしたほうが
印象深くわかり易いのではないか。

○作品2
幼稚園児のセリフの後に大人の感覚による説明が混在。子どもの目線を保って書くとしたらどうなるか皆で考える。外来語の表記の統一をする。わかちがきの徹底などの指摘。

○作品3(自分の作品)
ナンセンス分野の作品で発想は面白いが、展開に無理がある。読み手の対象年齢が不明。一文が長すぎる。
滝沢馬琴の教訓「目を引く(工夫された)タイトル」・話の内容のバランスは「俗七雅三」・「目新しいもの読者のしりたがっているもの」が売れるそうだ。(これはその場で話された余談)

○作品4
前回の作品の書き直し。山菜の知識満載で、一同山菜について親しみを持ち勉強になった。きっとこれを読んだ子供たちもこんなふうに自然を感じ、興味を持ってくれるのではないかと想像をふくらませた。作品中に山場があるほうが面白いのではないか。読者にハラハラさせる事件があったほうが、安堵感も大きく読後の満足感も大きいのではないか。

京都に向かって車を走らせる。琵琶湖の夕照。筆舌に尽くしがたい雄大な景色。
湖面に落ちてゆく夕陽を見て「夕陽よ、お前も落ちてゆくか。しかし明日また美しく輝くよな!」と合評会後のガックリときたこころを慰め励ます。・・・・あかね丸(私の車)と家路へ。                         
                                     
                             (文責 はつね)





2018年11月5日月曜日

とんとんぼっこ

10月27日土曜日
 6作品が出て合評会が白熱し、予定時間をオーバーするほどでした。はじめての長い作品、以前からあたためていた素材にとりくんだ作品、前回合評した長編を最後まで書いたもの、目にした情景にヒントを得て新しく描いた作品。個性を感じる作品が出されました。今回の合評でのキーワードは、「まだもう少し書くことがあるんじゃないですか?」ということだったように思います。登場人物におこるできごとや気持ちの変化などが、
さいごに読者の腑に落ちるか? 
そこをクリアできるよう書き直していこうと思います。

さて、今年は災害の多い夏でした。広島でも豪雨災害がありました。その後も、各地で大きな台風や地震があり、たくさんの方が被害にあわれたり不便な生活を送られたと思います。
被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。
とんとんぼっこでは、豪雨災害で本を失くした呉市の児童館と広島市矢野の幼稚園に児童書や絵本を寄贈することにしました。先月、9月中旬には呉市安浦町のさつき児童会に本を届けました。さつき児童館では、建物の一階に土砂が入って蔵書の三分の二が使えなくなったそうです。
新しくなった畳に思い思いに座って本を読んで過ごしているこどもさんのようすをみて、いろいろな本をお届けできてよかったと思いました。
この本の寄贈にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
児童文芸家協会からも絵本を寄贈いただきました。ありがとうございます。
11月には、土砂の影響のため小学校の部屋を借りて運営されていた広島市の矢野幼稚園がもとの園で再開されるのにあわせ、集まった絵本を届けに行く予定です。
  
                                (さとうともこ)





2018年11月1日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.68】

10月21日(日)、わらしべ定例会があり、15名が出席しました。

合評の前に、10月7日の京都で開催された「すとうあさえ先生の講演会」に参加したメンバー(5名!)より、当日の様子の報告がありました。
それぞれが、競うように印象深かったお話の部分を語り、たいへん熱いトークとなりました。
その後、幼年2作、怖い話1作、中学年2作の、計5作品を合評しました。

・急展開する話では、小さな子どもにも合点がいく、わかりやすい伏線がいるのではないか。
・作者が見えている風景を、文章だけでどのように読者に見せるか。そのために必要な描写をよく考える。
・童話の中での「死」の扱い方、ラストをアンハッピーエンドにしていいのかどうか。
・主人公ががんばっている姿、みんなが励ましている姿など、物語の中で大切な部分は、一文で簡単に終わらせず、場面としてしっかり書いた方がよい。
・物語を、加害者目線で読むか、被害者目線で読むかで、納得できる結末というのは変わってくるので、心情描写も含め、注意しなければならない。

合評が難しい作品もありましたが、様々な意見が飛び交い、今回も深く考える合評時間となりました。「わらしべ」3号の冊子の方も、校正作業を終え、イラストが集まるなど、着々と進んでおります。2018年の定例会も、あと2回、がんばりましょう!

★メンバーの作品が掲載されています★

・井上林子さん
雑誌「ひかりのくに」2018年10月号「くぬぎちゃん へ~んしん!」

・萩原弓佳さん
雑誌「がくしゅうひかりのくに」2018年10月号「わたしのサンドイッチ」

               
                           (担当:山下みゆき)




2018年10月4日木曜日

近江ペンの会 

近江ペンの会 
ブログNO.2
922日(土曜日)1330分~

今月の定例会の出席者は10名でした。
久しぶりに参加された方がいらっしゃいました。近況報告される中で、介護の話になりました。
目をそらすことができないはなしです。だからこそ、家族の関わり方を含めて、いつかこどもたちに届けることができたらいいね。と、話しました。

作品がみなさんのもとへ……
ということになるかもしれない作品があります。最終段階にきています。

さて、今回の合評は三作の予定でしたが、提出した二名の方が欠席のため一作のみの合評となりました。(わたしの作品です)作品は書き直しの作品です。
前回、主人公(小学五年生の女の子)の生い立ちなどが必要ということと、視点がぶれていて、
だれの話かわからないということだったので、その点を書き直しての作品となりました。
主人公の設定を前回から変更したということもあり、読み手の方に混乱をさせてしまったということが残念でした。書き手も前回の内容や設定が記憶に残り、キャラクターの背景を引きずってしまったというのが一因かと思います。
「今回はこの作品で勝負!」ということを肝に銘じました。

今回は一作品ということで、皆さんのはなしがこってりと聞けて書き手としては贅沢な時間でした。ぺんの会のみなさんの想像力のたくましさにはいつも感服いたします。書き手が意図していない方向へ話しがどんどん進んでいきます。そこから、新しいアイディアが浮かんできます。
次回作に活かせるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

                       ムクダ ユミ