2025年9月29日月曜日

近江ペンの会

 「近江ペンの会」

2025年9月27日(土)13:30より
出席者 11名
 
 いつのまにか、心地良い風がそよぐ季節になっていました。
「ああ、このメンバーで『書くこと』を楽しみながら、12年の月日が経ったんだわ!」と、久しぶりにみんなの笑顔を見て、しみじみとしました。秋の風は、センチメンタル……
 今回は、我々の作品集「四角いたまご」5号発行に向けて、提出作品3作品の合評と、いよいよ校正作業に入りました。
 
 合評作品は、
①幼年童話の書式設定を、読みやすい形に書き換えて、さらに子どもにわかりやすい表現について意見が交わされました。主人公である「靴」の気持ちになって読みました。
②いつも素晴らしい表現力で、読み手の心を捉える高学年向きの作品。惚れ惚れして読んでいたのですが、読み手によって受け取り方が違い、ずいぶんと作品の印象が違うことに驚きました。先生から、もっと主人公の体温が伝わるような文章を、と高度なリクエストがありました。
③魔法の世界が描かれた可愛い作品。オノマトペが効果的に使われるといい、もっと魔法の世界が魅力的に描かれるといい、などの意見がありました。
 
 このあと、それぞれの作品を交換し合って校正作業。自分では何度も見返して「完成」のつもりでしたが、他の方の目を通すと、つまらないミスがたくさん飛び出してきました。次回も校正を進めて、いよいよ5号発行に繋げていきます。
 
 最後に、絵の個展を催されている多彩な才能を持ったメンバーから、絵を描かれた「紙芝居」の作品を披露していただきました。絵も、読む声も魅力的な作品に一同拍手。
 また、メンバーのお二人が今後の「児童文芸」誌に掲載が決まったことや、「四角いたまご」5号の表紙になる手芸作品の写真をせていただき、感心したり見惚れたりと、心が華やぐひとときでした。次回は11月29日(土)にお会いしましょう!
 
(淡海 かよ)
 


2025年9月27日土曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

 

2025年9月23日(火・祝)13:30~17:00

会場 クロスパル高槻

出席6名 欠席1名

 

記録づくしの猛暑の夏が終わり、ようやく秋らしくなってきました。

今回は初めて関西圏外からの講師、野村一秋先生をお迎えしての合評会です。

対面での合評は1年ぶりなので、早めに会場に集合し、楽しくおしゃべりしながら先生が来られるのを待ちました。

今回の提出作品は、新聞掲載1作、短編2作、長編2作。

講師の先生からは、会員のみの合評では気づかなかった視点からのご指摘をたくさんいただきました。

新聞掲載作品について、掲載時期や対象となる読者の年齢を考慮して、あえて定石を外すのもありというご意見は目からウロコでした。児童文学の基本にとらわれ過ぎず、読者をいちばんに考えた作品づくりが大切だと思いました。

合評の後には、先生からひとりずつに感想や課題をまとめたものをいただきました。ひとつひとつの作品を丁寧に読み込んでいただいたことに感謝し、ご指導を生かしてよりよい作品に仕上げたいという思いを強くしました。

 

終了後は1時間ほど茶話会を行いました。

大学時代の児童文化研究会の活動や日頃の執筆の様子、登場人物の性格と名前についてのお話などを伺い、楽しいときを過ごしました。

 

 

次回は11月25日(火)オンラインで。                          

(すず きみえ)

 



2025年9月26日金曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.148

 

9月21日(日)晴れ

 

《山下みゆきさん児童文芸新人賞お祝い会》

わらしべメンバーの山下みゆきさんが、今春『直紀とふしぎな庭』で「第54回児童文芸新人賞」を受賞されたのち、わらしべ一同が発起人となって、企画準備してきたお祝いの会を開くことができました。

 

場所は新大阪からほど近いホテルの宴会場です。

山下さんゆかりの作家の先生や編集者の方々、児童文芸家協会やわらしべでのご縁でつながった創作仲間をお招きして、総勢28名でのお祝いの会となりました。

当日はわらしべメンバーの一人一人に、担当の持ち場があり、皆で一丸となって手作り感満載の会を、無事に終了することができました。

 毛筆でしたためたお祝い会の看板、著作紹介のリストや装飾、作品にちなんだ席次札やオブジェ等々の力作から、駅での案内担当、受付、各種物品の調達、司会進行、サプライズの記念品や余興の準備に至るまで、伝説のシーンがたくさん生まれた一日でした。

 

開始前の時間から続々とゲストの方々が来られ、嬉しい再会を皆で喜び合い12時の開会後は、乾杯、食事をしながら皆さんからお祝いの言葉を頂戴していきました。

たくさんのエピソードを聞きました。嬉しい言葉と激励をいただきました。最後のサプライズの歌(見上げてごらん夜の星を)では、いつの間にか全員で大きな輪になって大合唱となっていました。

山下さんは、人生の中で思いがけない寿ぐ日となったと笑顔で挨拶、会場全体が温かい空気に包まれた時間でした。

当日お祝いに駆け付けてくださった方々、祝電をくださった方、また事前にメッセージをいただいた方々、皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

そして・・・

ブラボー! わらしべのみんなー! ありがとう! 

これからもよろしく!

 

(藤谷クミコ)