2019年3月18日月曜日

近江ペンの会

2月23日(土)今年2回目の例会が開かれました。
出席者11名、合評作品は3話でした。
珍しく良い天気でしたが、吹く風は冷たい2月のそれでした。
最初は先月に引き続き「四角いたまご」第3号の相談でした。印刷屋さんに調査に行ってくださったMさんお二人の結果を聞いて、A4サイズの2段組みに決まりました。次の例会3月23日までにA4 2段組みで作品を作ることになりました。
合評作
ひとつめは、Oさん作「星降る夜の集会」題からして何かワクワクしてしまいました。
ふたつめは、Mさん作「ぞうきん ばあちゃん」湧きいずる泉の如く色々な作品を書かれています。
みっつめは、Hさん作「霧につつまれた夏」どこかしっとりとした作品を書かれます。
大塚先生のご指導は、次のような点でした。
・書き直しは0から書くつもりでする。
・作品を書く時 誰の目線で書くか決めたら最後までその目線で書くことが大切。
・余分な情報は書かないで、省略することも大事。
・先生と生徒の会話について、作中では、生徒が先生にため口で話すのはどうかと思うので、関係をふまえた言葉遣いをする。
その他、作中で書かれた“もんぺ”に関して“モンペ”と書く言葉もあるとは初耳でした。
もんぺとは和風作業ズボンで、多くは木綿の紺がすりで作ったものと思っていました。そのもんぺを今でも街中で売っているお店があるらしいことや、今の人はもんぺを知っているかどうかとか話題になりました。Kさんは、お母さんの絹の着物で仕立て直したもんぺをはいていたところ、疎開先で、いじめられた話をされました。
戦中戦後の、物のない時代が思い遣られたことでした。
もうひとつの片仮名のモンペとは、モンスターペアレントの略で、今時は、その意味で使われているとの事でした。
世代の差を感じたもんぺ談でしたが、もんぺの時代を少し懐かしく思い出しました。
                                辻