2015年12月11日金曜日

とんとんぼっこ



早いもので、とんとんぼっこを立ち上げて一年がたちました。
今年の1月に初めての合評会を開き、4月にドキドキの見学会を開催しました。
当初、季節ごと年に4回の合評会を開こうねと始めたとんとんぼっこでしたが、合評会の前にプチ勉強会、ランチ会のついでに合評会、忘年会のついでに合評会…と、なんだかんだ集まっていたのでした。それには、見学会から参加してくれている新メンバーの創作への情熱によるところが大きかったように思います。それに、時に作家のかたが飛び入り参加してくださったり、遠くより顧問の沢田俊子先生が足を運んでくださったり…。振り返ると、どの日も、帰りは心をいっぱいに満たして帰途についたなと思います。
手さぐりの一年間でしたが、先輩サークルの方々から、貴重なアドバイスもいただきました。
皆様のあたたかい支えあってのことと、感謝しております。

さて、12月5日は、とんとんぼっこの忘年会兼合評会でした。
今回もスペシャルゲストが2名! 岡山のももっこ代表小郷文子さんが、158枚の長編をひっさげて参加してくださいました。普段、短編の提出が主なとんとんぼっこには、未踏の領域でした。本質に迫る講評は大変勉強になり、刺激になりました。メンバーのほとんどが小郷さんとは初対面でしたが、作品を読ませていただいていたから、昔からの知人のように打ち解けることができたとのメンバーの声。創作は人を結びますね!
そして、4月の見学会に続き、沢田先生も駆けつけてくださいました。諸事情で、なんと一睡もされないままの参加。ビールが入りながらも、まったく眠気も疲れも感じさせないパワフルさ! こちらの目のさめるような講評をいただきました。
朝の11時から始まった会は、お昼に忘年会をはさみ、午後4時まで続き、そのあと2次会。沢田先生のもと教室の同窓生も遠く今治からやってきて、盛り上がったのでした。「夕暮れワイン」おいしかった〜。沢田先生が寝不足でなかったら、獺祭もおすすめしたのに…。
                            (巣山ひろみ)