2013年6月5日水曜日

わらしべ通信 No.4


5月26日(日)。今日はわらしべ初の総会の日だ。畏まって蝶タイでも締めていこうか。いや、浮いてしまうに違いない。普段どおりの格好で参加することにした。会場のエントランスの扉を開けて2階にあがる。いつもの部屋から賑やかな声がする。すでにほとんどのメンバーが着席し、隣の人たちと会話を楽しんでいた。壁の時計が午後1時をさし、総会が始まった。藤谷代表のあいさつ、平成24年度の事業報告と会計報告、監査報告が行われた。そして、平成25年度事業計画案と予算案の発表。実にスムーズな進行だ。報告書を作成するのにも幾度となく会議を開いたことだろう。役員の方々の尽力に改めて感謝したい。総会ではよりよいサークルにしようと、次年度に向けていろいろな意見が交わされた。とくに多くの時間を割いたのがサークル誌に関してだ。そうなのだ、わらしべもいよいよサークル誌づくりにトライするのだ。2年目を迎え、新たな一歩を踏み出したわらしべ。さあ、どんなサークル誌になるだろうか。乞うご期待!
 メンバーも20名を超えるまでになった。みんな、本当に童話が好きで、合評会でもさまざまな意見が出る。総会のあとは2作品の合評をしたのだが、もちろん右から左からいろんな思いが飛び交った。提出作品を他者がどういう感性で、どんなふうに読んでいるのか、どの部分に引っかかるのか、どこに共感するのか。そうした意見は創作のモチベーションを高めることにとても役に立つ。メンバーたちは今回もきっと何かの収穫を得たに違いない。「また来月!」。別れの挨拶を交わし、それぞれが家路に向かった。私も、途中スーパーでキャベツを半玉買って、帰路についた。次回は6月30日(日)。サークル誌掲載作品の合評がスタートする。                  (広報担当 中井隆史)