2021年11月15日月曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会

 10月30日(土)
               出席者8名


 秋晴れの気持ちいいお天気。

テンションが上がっているのは、お天気のせいばかりではなく、

久しぶりの対面での定例会だからかもしれない。

 東京在住のSさんは、一年以上ぶりの出席。リモートで

お顔をあわせているとはいえ、やはり実際に会うのとは全然違う。



合評は、書き直しが二作品、300字作品が二作品、新作の創作・エッセイが

一作品ずつ。

書き直しの作品は、両方とも何度も書き直され、その度に読みやすくなっているよう
に思う。

今回は、両方とも主人公の強い思いをどう書き込むかが課題に。

この書き直し作品だけではなく、どの作品にでもいえることとして、

様々な表現、言葉、感覚は、育ってきた環境でも変わるので、

自分だけの表現、言葉、感覚を磨き、大切にすることが重要。



と、書くと、とても硬い雰囲気の会だったように思えるが、

本当は、あちこちに話題が脱線し、笑い声があふれる合評会だった。

でも、それがいい。それが嬉しい。それが楽しい。

リモートでは味わえないこの雰囲気。



どうぞ、これからも対面で定例会ができますように。

リモートが終わってプツンと切れて、静かな部屋にひとり残される、

あの寂しさはもう味わいたくないな。


                              宝 野  志