2021年6月5日土曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 5月定例会

5月22日(土)13:30~15:20  大塚先生と12名の参加
 
5月もリモート例会になりました。
今回も提出作品が多く(がんばりました)、合評できたのは、300文字作品が3作品、原稿用紙3~5枚くらいの作品が2作品、あとの3作品は時間切れで、次回持ち越しです。時間を気にしながらの合評となり、みなさん遠慮がちな発言になりました。でも、一旦休憩をはさみ、Zoomミーティング再入室の全員揃う合間に、作品について質問し合ったり、作品に対する作者の思いなどをラフにお喋りしてみると、顔を合わせた例会のような調子で意見が交わされました。早く、一堂に会して例会が開かれることを願っています。
合評内容は、今回も「誰の目線で書かれているか」が問われました。小学生の目線で書かれているのに、つい子どもらしくない(作者自身の言葉)表現が出てしまうなど、本当に難しいです。300文字作品では、数行で思った事を親しみやすいしゃべり言葉で伝える、登場人物の心の変化をとらえる、擬人化するなど、毎回いろいろな作品に出会えます。他の作品では、子どもならではの「本当の気持ち」をおまつりの一場面で伝えられたかどうか考えたり、また、いつも自然科学分野をテーマに書かれる作品については、みんなが知らなかった「生態」について感心させられたり、「学ぶ楽しさ」に加えて「知る面白さ」も味わいました。
いつもより早い梅雨入りと緊急事態宣言中という、身も心もどんよりの週末でしたが、みんなの笑顔が嬉しい5月の例会でした。(淡海 かよ)