2017年12月18日月曜日

とんとんぼっこ


12月16日は、とんとんぼっこの忘年会でした。

遠方からやってくる人が多いので、お昼の食事会。事前に、1名から作品を合評してほしいとの希望が出ていたので、じゃあ、忘年会のあとで少しだけ合評もしましょうということになっていたのですが……。つぎつぎと届く合評原稿(お酒をのめるのか、のめないのかで気をもむわたくし)。結局、5編が届いて、食事のあとでいつもの市民交流プラザに場を移し、がっつりと、ほろよい合評会となったのでした。



今回とくに、とんとんぼっこらしい、個性的な作品が集まりました。

これまでたぶん、だれも使わなかったであろう主人公を登場させた作品、言葉のリズムのおもしろさを貫き通した作品、海外に目を向け、厳しい現実を生きる子どもたちを描いた作品等々。

そろそろ、同人誌を作って発表したいなぁと思った年末でした。

だれも個性をゆずらないので(笑)、カラフルな闇鍋のような同人誌になるといいと思います。

……とその前に、「テーマをしぼる!」をもう一度思い出し、推敲しましょう、わたしたち。お話はどこへ着地するのかが意識されると、どの作品も引き締まるように思いました。



今年も、とんとんぼっこの合評会だけにとどまらず、あちこちの勉強会に参加したメンバーたち。そこで得たことは、すぐにメールや会で伝えあいました。

春はおとなりの岡山「ももっこ」さんと合同合評会を行いました。

夏には楠章子さんを講師に迎え、作品を書くうえで核になる力強い学びをいただきました。

児童文芸家協会を始め、たくさんの方に支えられて今年も終えることができました。どうもありがとうございました。来年もとんとんぼっこをよろしくお願いいたします。

                              (巣山ひろみ)