2015年6月12日金曜日

とんとんぼっこ


6月6日に、新・旧メンバーの顔合わせをかねて、プチ勉強会を開きました。
4月の見学会をきっかけに入会した新メンバーの3名は、ほぼ童話を書き始めたばかり。
人生の節目に、さてこれからなにをしようと考えたときに、たまたま、とんとんぼっこをみつけてくれた人たちです。きっかけはたまたまでも、自らでかけて、とんとんぼっこのとびらをノックしてくれたパワーは、メンバーみんなの刺激になります。
思えば、自分が童話を書きはじめたきっかけも、彼女らと同じ。子どもたちに手がかからなくなったとき、さて、なにをしようかと考えて、たまたま新聞の広告で、ある童話の公募を目にしたことでした。軽い気持ちで踏み出した一歩が、次々と仲間をつなげ、世界を広げてくれました(今でも軽い気持ちかといえば、踏みこめば踏みこむほど創作の手ごわさを思い知ることになり、頭をかかえること、しばしばですが…)。
次回7月18日(土)に合評会を行う予定です。それに先駆けて、童話の種の見つけ方など、これまで旧メンバーが学んできたことを少しなりともお伝えしておこうと、このたびの臨時の開催となりました。
沢田俊子先生に許可をいただいて、先生のHPに掲載されている「とんぼのいろはがるた」をもとにすすめました。
また、童話の種を見つけるひとつの方法として、〝修飾語と名刺のくじ引き〟を、メンバーが紹介してくれました。これも童話教室で沢田先生から教わった方法のひとつですが、それぞれが別々の紙に修飾語と名詞を自由に書いて、まぜます。くじ引きで引いた修飾語と名刺をくっつけると、自分では考えつきもしないタイトルになることも。
「やかましい魚」「きまぐれな長靴」等々。想像のふくらむ、ゆかいなタイトルができあがりました。
7月の合評会が楽しみです。

(巣山ひろみ)