2025年4月28日月曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

2025422日 14001700

オンラインzoom

出席 6名  欠席 1

 

 新生活の慌ただしさがひと段落して、春日和が続く中でのオンライン合評会となりました。

 今回は絵本テキスト1編、短編4編です。

提出作品は、子ども心を弾ませる新鮮な発想のファンタジックな絵本テキスト、スポーツを素材とした友情短編、あっという間に読めて、どんでん返しや結末に工夫がうかがえる「意外な結末」の公募を目指したものでした。

 合評は、前もって全員が各作品の感想データを共有していて、先ず作者からのひとことで始まります。創作の意図や執筆上の悩みなどの問いかけがあり、それを受けて参加者が自由に意見を述べ合います。いろんな角度からの意見が出てくるのが合評の良さで、たくさんの気づきを互いに得ることができました。

昨年はある公募に全員チャレンジという目標を立て、年間通して合評や講師をお招きしての勉強会を持ち、仲間の作品が選考に残っていくうれしい結果を得て励まされました。今年度も各自が具体的に目標を持って創作していく年間スケジュールを考え、創作のモチベーションアップにつなげるサークル方針を確認し合いました。

 次回は624日(火)1400~ オンラインzoom合評会。公募予定の作品提出。

 

 【会員ニュース】

・こうまる みづほ……411FM滋賀の番組「DIVER」でMCのムーディ勝山氏と『おてがみほしいぞ』について対談。

・すず きみえ……『1話10分裏切文庫』(日本児童文芸家協会編 新星出版社)に「推し色と歴史新聞」を掲載。 

                             (小郷文子)





2025年4月27日日曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.143

 童話サークルわらしべ

2025420()13:0016:20

参加者13名、欠席2名 晴れ

 

 4月の陽気としては暑いくらいの一日でした。今年の関西の入学式は葉桜が多かったかもしれません。

今回の定例会では、メンバーの新人賞受賞、文芸誌への掲載報告を受け、今後の作品創りへの意欲を新たにしました。試みとして、作品の共通テーマ(お題)を設定するなど、工夫している最中です。合評作品数は3作で、幼年、低学年、高学年、とさまざまな作品が集まりました。対象グレードにあわせて、主人公を誰に設定するのが効果的か、キャラクターや展開の絞り込み、伝わりやすい世界観の描写など、いろいろな意見が交わされました。

特に、動物の擬人化については、リアルな動物特性との兼ね合い、動物に置きかえる意味、読み手の年代ごとの工夫、過去の名作のメジャー手法でも現代に通用するのか、など、むずかしさが浮き彫りになりました。今後の継続課題として、作品創りを通してトライしたいです。

 

次回の定例会は、5月18日(日)の予定です。

                               (森木 林)

《会員のニュース》

・『第54回 児童文芸家協会新人賞受賞』  「直紀とふしぎな庭」 山下みゆき